平成29年度 男女共同参画推進センターシンポジウムを開催しました

福井大学男女共同参画推進センターでは、男女共同参画推進及び女性研究者支援に関する啓発を目的として、毎年シンポジウムを開催しています。今回は、昨年度に引き続き「仕事と介護の両立」をテーマに12月11日(月)に開催され、33名の参加がありました。

シンポジウムでは、上田孝典センター長の開催挨拶の後、介護者メンタルケア協会代表の橋中今日子氏による講演「仕事と介護の両立~がんばらない介護~」が行われました。

橋中氏は、高齢化が進む日本の現状、介護保険制度の活用法、仕事と介護の両立のヒントについて話され、「制度を利用すること、助けを求めることは恥ずかしいことではない。また、周りで介護に直面した人がいれば、大変ではあるけれど制度がある。みんなで助け合っていこうよと声を掛け合える人になって欲しい。」と述べられ、参加者は熱心に聞き入っていました。

引き続き行われたパネルディスカッションでは、福井市の介護福祉担当者、介護の家族会代表者をパネリストとして迎え、介護予防をはじめとした介護支援に関する取組みや制度利用による家族介護の紹介、認知症の症状と介護の実状について意見交換を行い、自宅介護や施設介護、制度利用について知識を深めました。

 

今後も男女共同参画推進センターでは、女性の活躍推進や、より働きやすい職場環境をつくるための意識啓発を行い、一般にも公開していきます。

 

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