センター長挨拶

ダイバーシティ推進センター長
末 信一朗

 福井大学では男女がともに生き生きと学び働ける環境を整えるために平成24年に男女共同参画推進センターを設置し、学長の強力なリーダーシップの下、数多くの取組みを実施してきました。例えばセンター内に育児・介護コンシェルジュを配置することで、何かとハードルの高い相談窓口を一本化し、センターへの教職員のアクセスのハードルを下げることができました。
 このように一定の役割を果たしてきたセンターでしたが、一方で、世の中の動きは急速で、これまでの男女共同参画に焦点を当てた取組みに加えて、種々のバックグラウンドを持つ多様な人々を受け入れ共生できるダイバーシティ推進化が叫ばれるようになり、本学でもこうした動きを受けて福大ビジョン2040にもダイバーシティ推進を掲げるに至っています。
 そこで今回、令和5年度より男女共同参画推進センターを発展的に解消し、新たにダイバーシティ推進センターとして新たな出発を図ることにしました。ダイバーシティ推進となるとその守備範囲はとても広くなるばかりではなく、その実行にも各部局、関連部署との連携がとても重要となってきます。これからはダイバーシティの推進という大きなテーマを掲げ取り組んで参りますので、皆様方のご協力をなお一層賜ることができればとお願いする次第です。

末 信一朗
国立大学法人福井大学 理事(研究,産学・社会連携,ダイバーシティ担当)/副学長

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