令和5年度 福井大学ダイバーシティ推進センター シンポジウムを開催しました。

 福井大学ダイバーシティ推進センターでは、様々なバックグランドを有する学生、教職員等が安心・安全に学び、研究し、働くことのできる職場・社会環境をつくるための啓発、併せて地域や関係機関等との幅広い連携を図ることを目的として、毎年シンポジウムを開催しています。

 今年度は「理工系女性人材の育成に向けて」をテーマに、12月4日(月)にオンラインによるシンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、お茶の水女子大学 理事・副学長であり、同大学 理系女性育成啓発研究所の所長である加藤 美砂子 先生に「女子中高生の理系への進路選択を後押しするために」と題してご講演いただき、本学の教職員をはじめ、県内外の大学・関係機関から62名の参加がありました。

 講演では、お茶の水女子大学の実例を踏まえた具体的な取組などをご紹介いただき、参加者からの事後アンケートでは「中学生及び保護者へのアプローチが重要なこと、またその方法が勉強になった」「理系にあまり興味のない層をいかに取り込むか工夫しているところが参考になった」「先行して進んでいる大学のお話しを聞けて大変参考になった」などの声が寄せられ多くの参加者から好評をいただきました。皆さまにはご多用のところご参加いただきありがとうございました。

 当センターでは、今後も構成員一人ひとりの多様な個性や価値観、考え方を等しく尊重し、誰もが安心して自らの能力を発揮できる教育・研究・労働環境の実現に向け意識啓発を行い、広く一般に公開していきます。

R5シンポジウムチラシ

 

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