活動報告

ニュースレターを発行しました

ニュースレター第25号を発行しました。

ぜひご覧ください。

2019.3発行_ニュースレター25号

「全国ダイバーシティネットワーク組織」キックオフシンポジウムに参加しました

平成31年2月4日(月)、全国ダイバーシティネットワーク組織東海・北陸ブロック会議主催のキックオフシンポジウム「医学系の女性活躍推進と働き方改革」に参加しました。まず初めに、全国ダイバーシティネットワーク組織東海・北陸ブロックについて名古屋大学理事 高橋雅英氏より説明があり、続いて「長崎大学ワークスタイルイノベーションの試み」と題し、長崎大学ダイバーシティ推進センター教授 伊東昌子氏による講演がありました。加えて、現在お子様を育児しながら小児科部長を務める公立陶生病院 加藤英子氏による「女性医師のキャリアデザイン~Diversityが医局を活性化する~」と題した講演が行われました。

仕事と子育ての両立を目指す女性医師のための働き方の提案や、ワークスタイルイノベーションの試みが発表され、女性研究者の活躍推進について理解を深めました。

 

平成30年度 男女共同参画推進センターシンポジウムを開催しました

 福井大学男女共同参画推進センターでは、男女共同参画推進及び研究者支援に関する啓発を目的として、毎年シンポジウムを開催しています。今回は、「男性の参画」をテーマに11月27日(火)に開催され、35名の参加がありました。

 シンポジウムでは、上田孝典センター長の開催挨拶の後、東京大学大学院教授 瀬地山角氏による講演「笑って考える男女共同参画~男の家事でジャンボ宝くじを当てる方法~」が行われました。

 瀬地山氏は、男性の家事・育児への参加の重要性について話され、「日本の多くの男性は、家庭での家事育児時間が少なすぎる。家事育児は手伝うものではなく、共に行うものであり、男性こそワークライフバランスの見直しをすべきである。また、男性だけが働いて稼ぐ時代は終わり、夫婦ともに働き続けることも大切である。」と述べられ、積極的な家事育児分担は、女性の正社員での就業を可能にするとし、夫の家事時給の高さも示しました。「これは男性ひとりが残業などをして家計を支えるよりもはるかに合理的であり、なおかつ、男性の稼ぎへの依存や長時間労働、女性が求める“男らしさ”からの解放にもつながり、結果として男性自身が生きやすくなる」とも述べられ、参加者は熱心に聞き入っていました。

引き続き行われたパネルディスカッションでは、パネリストである福井県女性活躍推進課長 松本伸江氏により、福井県の働く女性の割合や就業率について説明があり、女性管理職割合の低さや男性の家事育児参加時間のデータが示されました。そのうえで、夫婦、家族で一緒に楽しみながら家事を行う「共家事(ともかじ)」事業促進と男女共同参画が女性のためだけのものではない、という意識変化の大切さについてお話しがありました。

 同じくパネリストである父親子育て応援団おっとふぁーざー団長 舘直宏氏は、自身が父親であり、メンバーの多くが男性保育士でもあるその経験や知識を活かした、おっとふぁーざーの活動記録を紹介しました。団体の目的である「男性目線で男性の子育て支援や育児参加を応援すること」の意義や重要性を話し、さらに、自身の育児休業の経験談や子育て実践例などを挙げ、父親の子育て参加の大切さを話しました。パネルディスカッションでは、男性の家事育児参加について様々な立場から意見交換を行うと同時に、男女共同参画社会について知識を深めました。

今後も男女共同参画推進センターでは、男女ともに自分らしく生きる社会の推進や、より働きやすい職場環境をつくるための意識啓発を行い、一般にも公開していきます。

女性研究者交流サロン(ランチミーティング)を開催しました

11月15日(木)にランチミーティングが開催され、外国人教員、学部生を含む8名の参加がありました。

年代や性別が異なる様々な立場の参加者が集い、男女共同参画社会について充実した内容の意見交換が行われました。アドバイザーからは女性だけでなく男性においても、自分はどう生きたいのかを考え、ひとりひとりがライフスタイルを自由に選択できる社会づくりの重要性を伝え、男性の参加者からは、男性目線の気づきや生き方の提案がされました。異世代交流に興味があり参加した学生からは、「学生生活とは異なり、価値観や環境の異なる新しい人とのつながりが得られ、刺激的であった」との声が聞かれました。参加者にとって大変有意義な交流会となりました。

ニュースレターを発行しました

ニュースレター第21号を発行しました。

ぜひご覧ください。

第21号(2018.3発行)

 

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