活動報告

ニュースレターを発行しました。

ニュースレター第38号を発行しました。

ぜひご覧ください。

2023.7発行_ニュースレター第38号

 

オンライン研究者交流会を開催しました。

 6月28日(水)に、専門分野を超えて立場の異なる参加者が集うオンライン研究者交流会を開催しました。今回は男性1名を含む8名の参加があり、外部アドバイザーを交えて研究、仕事と家庭の両立や日頃感じている悩みなど、幅広いテーマで意見交換を行い、男女共同参画推進についても理解を深めました。

 三世代同居や旧姓使用などのテーマのほか、女性のキャリア形成に関する意見交換では、外部アドバイザーから、様々な制度(女性リーダーを育成する研修やそれを支える上司の講座及びメンター交流会等)をうまく活用し、切り開いていく必要があるとの助言をはじめ、参加者の経験に基づいたアドバイスを送り合う有意義な時間となりました。一方、有用な制度は整っていても必要な人たちに伝わっていないのではないかという意見があり、情報を届ける重要性についても再認識する機会となりました。

 男女共同参画推進センターでは、性別にかかわりなくそれぞれの人権を尊重し、その個性と能力を十分に発揮することができる社会の実現を目指し、今後も引き続き啓発活動を行うとともに、本学教職員にとって有意義な交流の場を提供できるよう活動を続けていきます。

パネル展「男女共同参画フェスタ」を開催しました。

 内閣府では毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」とし、全国での様々な取組を通じて、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。今年度は「無くそう思い込み、守ろう個性 / みんなでつくる、みんなの未来。」をキャッチフレーズに、男性と女性が、職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」について考える機会としています。

 本学では、男女共同参画週間に合わせて、学生、教職員、一般の方々を対象に、本学の女性研究者の研究活動や男女共同参画推進センターの取組みについてパネル展示を行い、男女共同参画推進について理解を深めました。

文京キャンパス(学生食堂内)

松岡キャンパス(研究棟1F)

男女共同参画推進功労等表彰式を実施しました。

 本学における男女共同参画に対する一層の意識向上を図り、また、男女共同参画の促進及び将来の学術研究を担う優秀な女性研究者の育成に資するため、男女共同参画推進功労者表彰制度を平成26年度より制定し、表彰しています。

 令和4年度については、同制度による表彰式を令和5年3月31日に行いました。男女共同参画の推進に取り組み、顕著な功績のあった教員が対象である男女共同参画推進功労賞には、女性比率が低い工学系分野において女性の博士号取得者を数多く輩出した工学系部門 物理工学講座 陳 競鳶 教授が、また、優れた研究活動を行った女性教員が対象である研究者奨励賞(男女共同参画)には、慢性副鼻腔炎の病態解明に関する研究や新型コロナウイルスの受容体に関する研究など基礎と臨床の両方の視点から独創的な研究を行っている医学系部門 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 吉田 加奈子 特命助教が選ばれ、表彰状が授与されました。
 上田 孝典 学長は本学における男女共同参画の推進と研究者の更なる躍進を期待し、祝辞を述べられました。

オンライン研究者交流会を開催しました。

 2月2日(木)男女共同参画推進センターオンライン研究者交流会が開催されました。専門分野を越えて立場の異なる参加者が集うこの交流会では、本学教職員と外部アドバイザーが研究、仕事と家庭の両立について日頃感じている悩みなど幅広いテーマで話し合いが行われました。

 今回は男女含めて6名の参加があり、子育て中の研究者や自身も働きながら孫育てを両立する参加者が集い、研究とプライベートの両立について話が進みました。自分時間の持ち方や研究時間の確保について、また産休・育休中の研究へのモチベーション維持の方法など、それぞれの経験に基づいたアドバイスを送り合う有意義な時間となりました。

 また、12月に開催した男女共同参画推進センター主催シンポジウム「DEI視点の男女共同参画」についても意見を出し合い、この分野における先進大学の取り組みを学び、本学でも活かせるよう意識改革や職場環境整備の必要性について話しました。今後も本学教職員にとって有意義な交流の場を提供できるよう活動を続けていきます。

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